TR0005 1998.11.19 UPLOAD

ニュージャージー疲労研究センターCFS障害について調査を開始




AACFS コンファランスの際、患者や医師からとり上げられた「障害」を懸念するいくつかの難問に、将来下記のリサーチが解答できるかもしれない。

The Center for Fatigue Research of New Jersey (ニュージャージー疲労研究センター)は、「なぜ、何人かのCFS患者は障害者になり働けなくなるのか」理解するために、社会福祉管理局から調査資金を受け取った。もっと具体的には、調査団は「痛み、精神神経障害、感染症状、疲労、そして、他のCFS症状が、障害に対しどのような一因を担っているか」について、さらに深く探求することになる。CFS患者に障害者の一因となる病気の要因を確認する事は極めて重要な事で、これはCFSを障害と位置づけるプロセスを効率化するガイドラインの発展にとって第一歩となる。

二つのグループのCFS患者が査定を受ける事になる。一つは、CFSを煩っていても働ける者、もう一つはCFSの為に働けなくなった者。すべての対象は、終日査定を受ける事になる。査定は下記のものが含まれる。


1)病歴と身体的な査定

2)心理的な面からのインタビュー

3)神経心理学的な査定

4)機能範囲の査定。


病歴、身体的そして心理的なインタビューは標準的な臨床査定になるだろう。神経心理学的な査定は、CFSに見られる精神神経欠陥に対し、対応しうるデリケートな標準的な一連のテストが含まれるであろう。機能範囲の査定は座ったり、立ったりの耐久など、肉体的な範囲の検査になるであろう。研究者は、非雇用者と障害者の両方の対象を必要としている。査定は、二つの地域でなされる予定である。一つはニュージャージー州北部、そして、もう一つは、ペンシルバニア州境に近いニュージャージー州。資金的に困難がある個々の旅費に対しては、いくらかの支給が可能である。参加者は、現在のそして未来の障害のステータスには影響されない。又、査定対象者は自分の査定結果を受け取る事が出来る。

もし、興味のある者は、疲労研究センター(アメリカ:973/676-7063)に連絡。


この記事は、CFIDS Chronicle (Vol. 11, No. 6)、11、12月合併号にあったもので、著作権は、CFIDS Association of America, Inc.,
PO Box 220398, Charlotte, NC 28222-0398、電話 800/44-CFIDS。
以上、CFIDS Association of Americaの許可を得て、上記の部分を訳しました。 翻訳者の許可なく転送、コピーは固く禁じます。





翻訳:
Co-Cure-Japan, R.Kageyama


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