Gary Scroop 教授は、運動がCFS患者の状態に及ぼす効果の調査を報告した。Gary Scroopは、運動生理学研究所(アデレイド大学生理学部)教授である。
彼のチームは、最近発見された「CFS患者の中にみられる乳酸の異常値」について発表した。Scroop
教授は、CFS患者にみられる運動後の血中の乳酸過多が筋肉疲労の明らかな原因になると考えている。Scroop教授によると「CFS患者と健常者を比較した場合、CFS患者の方が、はるかに多くの乳酸を体内で生産している」。
また、彼は、CFS患者の中には通常の人口比率に比べて、二倍多く、糖尿病患者が存在しているようだと、つけ加えた。従って、以下は、患者としての個人的な印象だが、長期CFS患者は、定期的に糖尿病の検査を受けたほうが良いと感じた。糖尿病は、CFSが予期していない病気である事から、この報告は、CFSやCFSらしき症状を持つ患者が定期的な医学検査を受ける必要がある事を強調している。
Reported by "Frank Bartosy" (australia) -- CFS患者
翻訳:Co-Cure-Japan, R.Kageyama