<慢性疲労症候群の実態>
1.慢性疲労症候群は誰にでも起こりうる病気である。 | |
(なぜかストレス説がまかり通っているが、「感染症のあと」発症することが多い) ※原因は「5」参照 | |
2. 通常の検査に異常が出ず、 病人に見えない。(殆どの場合、見かけはとても元気そうである) |
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3.神経症状と全身倦怠感を主訴として受診する事が多い。 | |
4. ”自己免疫疾患・癌・血液癌・一部の結核患者”の殆どは、日本の「平成25年3月改訂版診断基準」、 「米国CDCの診断基準」、および「カナダの慢性疲労症候群ガイドライン」の、多くは”全て”を満たす。 ※いずれも除外疾患は「特有の症状」が出てくるまで何十年かかる場合がある。(CFSが背景に存在する) ※カナダ・ガイドラインの「除外すべきもの」と「併存疾患」の内容は重複しており、現場の大きな混乱を招く。 [カナダ・ガイドライン:]
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5.
原因は、他の自己免疫疾患と同じく「不明」 | |
6.「症候群」である。 |
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7.「慢性疲労症候群」以外に分類する事が出来ない病態である。 (誤診とは言えない。 数か月以上〜数十年という単位では期間が長すぎる。何らかの診断がないと患者は生きていけない) |
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8.症状は軽度から重度(車いす・寝たきり)まで幅が広い。(海外では死亡が報告されている) |
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9.他の自己免疫疾患同様「循環器」「消化器症状」を併発するケースは多く、癌を発症する患者も少なくない※1, 2 |
※1. 欧米の慢性疲労症候群(CFS)患者では、癌のほか、原因不明の心臓病で突然死しているケースが多く見られる。
(追悼リストの死因のうち、心臓病は全体の1/3に当たる。--The National CFIDS Foundation, 2014年2月現在)
※2. 冠攣縮性狭心症は慢性疲労症候群の原因ではないが、慢性疲労症候群にも多い。
・慢性疲労症候群の治療薬としての「nitric oxide (NO) donor 」 (一酸化窒素ドナー)
・冠攣縮性狭心症はベーチェット(自己免疫疾患・血管炎)との関わりが指摘されている
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