「サイクロスポリン」 (免疫抑制剤の一種)
”サイクロスポリンとプレドニン併用中の糖尿病発症”について
膠原病リウマチ内科では、血糖値・尿糖値の上昇を「単なるプレドニンの副作用」と安易に解釈することが多いが、
サイクロスポリンによる糖尿病は「不可逆性の糖尿病となる可能性が高い」という報告がある。
膠原病リウマチ内科医には、「サイクロスポリン単体使用時」、「ステロイドとシクロスポリン併用時、いずれも、、
「尿糖」が突然上昇した時(3+, 4+) は、安易に「プレドニンのせい」とせず、充分注意してほしい。
*ノバルティス(ネオーラルの会社)によると、サイクロスポリンは、「1%未満の割で糖尿を発症する副作用がある」とのこと
水疱性類天疱瘡に対するシクロスポリン·プレドニゾロン併用療法中に発症した糖尿病 https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishinihonhifu/57/2/57_2_247/_article/-char/ja/ 抜粋:シクロスポリンによる糖尿病は, 不可逆性のインスリン依存性糖尿病となる可能性が高く, とくにステロイドとシクロスポリンを併用投与するさいには血糖値, 尿糖値の注意深い観察が必要と考えた。
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