「免疫の専門家」と「CRP」
-リウマチ膠原病内科医だけが免疫を専門に扱う医師ではない−
・日本のリウマチ膠原病内科は「免疫」と呼ばれているが、「免疫全般の専門家」という意味「ではない」
リウマチ膠原病内科は「免疫の中でも”自己免疫疾患”という”免疫の働きの一部”を専門とする分野」を指す。
「免疫の専門家」といえば、結核などの「感染症」や「癌」も「免疫の専門家」であり、これらの分野は
自己免疫疾患より歴史が遙かに古く、彼らは”免疫の働き”について、膠原病内科より知っている部分も多い
(「感染症」は研究歴史が非常に古い。”微生物と人間の免疫との関わり”・・・感染症の研究・・・は人類史上最も古い。
一方、自己免疫疾患は「20世紀」にやっと概念が確立されたばかりの分野と聞く)
”日本の大学病院では”、リウマチ膠原病内科だけが「”免疫”と呼ばれている」という理由で、他科の医師達は、
「リウマチ膠原病内科医=免疫の専門家=免疫の神」のごとく恐れおののき、腫れ物に触るように接し、
「CRPやESR」のような、「他の免疫系疾患(感染症や癌など)と”共通の”検査」に関してまで、「膠原病内科の
言うことが全て正しい」としているが
1.リウマチ膠原病内科は「免疫の働きの一部の専門家」に過ぎないこと
・・・(他科の医師でも勉強すれば理解出来る分野)
2.「感染症」や「癌」などの専門家も「免疫の専門家」であること
を忘れていないだろうか?
3.免疫の専門家は「immunologist」
・日本のリウマチ膠原病内科(自己免疫疾患の専門家)は、何故か、「CRP、ESR絶対信奉者」が殆どである。
リウマチ膠原病内科(自己免疫疾患専門)の医師達は、「他の免疫専門医」(感染症や癌など)の意見を一切受け
入れようとしない。(東京の”殆どの”大学病院・自己免疫疾患専門医は「CRP、ESRの絶対信奉者」。
「ナンデモ東京志向」の日本において、地方では、”東京の研究・意見”が「全て」になってしまう傾向にあり
・・東京だから東京が正しい・・・、「東京」も地方の研究・意見を受け入れない・・「地方だから・東京ではないから
間違っている」)
「リウマチ膠原病内科医の言うことだから」という”根拠のない理由”だけで、「”結核”専門医」のような、「人類の存亡
に関わる」「病気のメカニズム研究史上、最も古い歴史を持つ」”感染症専門医”の警告(CRP)を無視することは、
「間違っている」
上記に紹介した論文は「2004年」に発表されたものであるが、「何を根拠に」、それ以降(13年以上)延々と
無視されているのか?他科の医師であっても「科学者」なら「どちらの主張が正しいのか」解るのではないか?
日本医学界は、いつまで「XXだから」という”根拠のない根拠”を、いつまでも「根拠」にするつもりなのか。
命に関わることである。患者は非常に迷惑している。
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