CFIDSと共に歩む人生
Jennifer Lynn Day
CFIDSがあなたに気付かせてくれたものがあるとすれば、それは、「人生とはあなたがそれをどう考えるかで決まる」ということでしょう。
どんな病気に罹っても、生活は変わり、より困難なものになります。しかし、求めていた生活を奪い取られてしまったという現実を捨て去ることで、人生をより容易なものにすることができます。
なぜ、この病気に罹ったのかを考えてみてください。普通の子供達の人生とぜんぜん違う、CFIDSと歩む人生であなたがこれまで探しつづけていた何かを見つけることができるかもしれません。病気に罹っていなかったら、どんな生活がしたかったのかを考えてみてください。
そして、CFIDSに罹って、それがどうなってしまったのかを考えてみてください。この病気に罹ってから、これまで、立ち止まってバラの花の匂いをかいだり、小鳥のさえずりに耳を傾けたり、自分自身を見つめなおしたりしたことがあったでしょうか?あなたは素晴らしい人なのに、それを今まで気がついていましたか?以前あなたは頭が良く、決断力がある人でした、それは今でも変わっていないのです。現在のあなたとその時のあなたは同じ人間であることに気付く必要があります。
あなたは自分で治療法を選択しています。あなたの頭の良さは変わっていません。ただ思考を制御する力が不足しているだけなのです。あなたの学年からは、あなたが聡明であることが分からないかもしれません。でも、それはあなたの振る舞いでわかります。私達(CFIDSに罹っている子供)は、体調は悪いけれども、先に進んで行った人達や、今一緒にいる人達となにも変わらないのです。
目の前の障害が大きいほど、困難もまた大きくなります。私達は、この障害を乗り越え、もっと強くなれます。
目標を達成したり、夢をかなえることもできます。そして、困難を乗り越えることで、より大きな達成感を得ることができます。達成とは、まさにあなたが目標を達成することを言います。慢性疾患を乗り越えることよりも大きな成果感が得られるものがあるでしょうか?
この困難を乗り越えることができれば、人生において十分すぎるほどの達成感を得ることでしょう。
翻訳:Jp-Care
原文:
For Parents of Sick and Worn-Out Children
by Frank Albrecht, PhD
The regional clinic
at Talbot
17S. Washington Street
Easton, MD 21601
TEL: 410-822-5580
Email: franka@skipjack.bluecrab.org
Copyright © 2001-2002 Co-Cure-Japan,
all right reserved
ご意見/ご感想はこちらまで。
Please report any problems with this page to the Webmaster.
元へ戻る