1)
癌前駆症状と慢性疲労症候群との区別は難しいが、実際に長期間CFSと診断されていた患者が癌を発症するケースが多く発見が遅れる

慢性疲労症候群患者には多くの患者には多くの癌事例報告があり、慢性疲労症候群(ME/CFS)と癌との関係に関する調査が数件ある。

例えば、ワシントンD.C.のジョージワシントン大学公衆衛生・医療学部Paul Levine 博士はレイク・タホウ地域の患者(米国--1984年から1986年までの

慢性疲労症候群(ME/CFS)発症の第2次10年追跡調査を行った。同博士は次のように述べている。「・・・・・報告された癌の種類はB細胞性リンパ腫、

脳腫瘍、乳房腺様嚢胞癌、膀胱移行上皮細胞癌、膀胱移行上皮細胞癌、子宮癌、基底細胞癌、前立腺癌および非ホジキンリンパ腫を含んでいる・・・

〜National CIFIDS Foundation のまとめによる、原文:http://www.ncf-net.org/pdf/JapaneseMemorialList.pdf (冒頭)〜

 

2)自己免疫疾患には「癌」を併発する病気もある。(多発性筋炎・皮膚筋炎--大阪大学)

  同ページより抜粋:「多発性筋炎/皮膚筋炎では、悪性腫瘍の合併率が高く、悪性腫瘍のスクリーニングを行うことが望ましい」

 

何科の医師であっても「慢性疲労症候群」の患者に接するときは、「あとから深刻な病気が出てくるかもしれない」という点を常に警戒しつつ診て頂きたい

 

    [癌治験情報] 

  日本の製薬会社の開発した最新の薬の治験は欧米で行われている。条件が合い体力的に渡航可能であれば欧米で治験を受ける事は可能である。

    

    米国:National Cancer Institute (NCI): http://www.cancer.gov/clinicaltrials

                The International Cancer Information Service Group (ICISG): http://www.icisg.org/meet_memberslist.htm#full

                The Union for International Cancer Control (UICC): http://www.uicc.org/membership/list 

 

    日本:国立がん研究センターがん対策情報センター: http://ganjoho.jp/public/dia_tre/clinical_trial_new/

              国立がん研究センター中央病院: http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/clinical_trial/

 

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