▼ 冠攣縮性狭心症(冠動脈疾患・虚血性心疾患)▲ ---突然死の原因の一つ---
Vasospastic Angina / Coronary Artery Vasospasm
「原因は血管壁の内皮の傷み」
http://qq.kumanichi.com/medical/2006/11/post-1136.php
参考資料(1)
http://www.kumadai-junnai.com/cardiopathy/angina/
http://www.jhf.or.jp/shinzo/mth/images/History-37-11.pdf
https://www.nlm.nih.gov/medlineplus/ency/article/000159.htm
1) 検査(心電図・24時間ホルター・心筋シンチ・カテーテル)に異常が出ないケースが多い
2) 「電気ショック」が必要になるほどの重症患者存在することは、本州ではあまり知られていない
3) 冠攣縮性狭心症は「九州ー沖縄圏」の循環器内科が圧倒的に強い
4) 冠攣縮性狭心症は「自己免疫疾患」(血管炎)の患者に多い http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15056836
(自己免疫疾患の患者の場合、一般的な冠攣縮性狭心症と症状の出方が異なる。
循環器科だけでなく「血管炎」に強い「膠原病内科医」が必要である)
5) 「血管炎」など原疾患がある場合は、所謂「女性外来・女性医学専門医」を避ける。
原因は性差医療とは全く違うところにあり(血管炎)、女性患者の場合「女性問題」を絡められると見当違いの解釈となり、
対応が遅れて非常に危険である --”性差医療を絡めず”、純粋に「循環器内科専門医」として一緒に考えてくれる医師を探す--
[冠攣縮性狭心症の症状について]
ここでは、基礎疾患として「血管炎症候群」を患う冠攣縮性狭心症についてとりあげる。
・薬物治療を受けていても、年月が経って徐々に症状が強くなり、発作の時間帯もイレギュラーになり、持続時間も長く不定期になる事が多い。
・症状が出る時は、患者が「激怒するほど」”強い”
「狭心症の発作」である
とても「しんどい」
「関連痛」ばかり注目されるがハッキリした胸部痛も伴うこともある
強い「吐気」を伴うこともある
「異常な汗」も特徴的である
息切れがする
消耗する
基礎疾患が悪化する
......ストレスや何かのきっかけで冠攣縮性狭心症発作が誘発され、その後、手足に出現する「結節性紅斑」や「原疾患の増悪」を伴い、
ニトロを毎日(連日)服用しなければならなくなり、基礎疾患のコントロールも不能に陥ることもある.....
※ 服用薬・心臓リハビリなど管理が出来ているにも関わらず再発をくり返し、症状の出方が一般的な「冠攣縮性狭心症」と違い、
結節性紅斑など皮膚症状を伴う時は「血管炎」など基礎疾患の悪化を考える (一般の心臓屋は血管炎のことを知らない)
※ 女性ホルモンがよく効くとされているが、効果はない
【血管炎に伴う冠攣縮性狭心症について】
1「まず診断」
早急に、冠攣縮性狭心症の”経験豊富な病院・医師”(循環器内科医)にかかる
◆診断は、血管炎を知らない循環器内科(例えば「女性専門外来医」)でも、診断出来る
◆診断がついたら「女性専門医」は「避ける」
基礎疾患に「血管炎」}を持つ患者は、女性特有の問題と絡められると、非常に”迷惑”を被る (まず基礎疾患ありき)
* この病気は、信頼できる循環器専門医であっても診断に大変時間がかかってしまうことが多く、
この病気に理解のある循環器内科医は、たとえ医学部臨床教授であっても「専門医」を紹介するほどである
*患者が「医師探し」に大変困る疾患であるので、冠攣縮性狭心症専門家に「お任せ」にならないよう、
「患者の為に」、"一般循環器内科医"にもをよく勉強して診断出来るようになってほしい
(女性専門外来の医師に抱え込まれては忙しい「患者が困る」)
*医師から次の言葉を聞いたら、即刻、「医師・病院を変える」(その医師はあなたを信じていない。命に関わる)
1)「気のせい」 2) 「精神的なもの」 3) 「神経」
---いずれの意図するところは「同じ」である---
「診察態度」を見れば、その医師が、どの程度あなたを信用しているか簡単に身抜ける(患者は馬鹿ではない)
◆医者を変えるコツは、「かかりつけの主治医」と一緒に動くことである。
(循環器内科はすぐ「ドクターショッピングッピング」と患者を責めるので、必ず「キーパーソンになる医師」に相談しながら動く)
・キーパーソンは、「長年かかっている内科医や近所のかかりつけ内科医」が良い
* 循環器から見て「患者のドクターショッピング」に見える患者の行為の”裏”には、ほぼ必ず「医師がついている」
(ドクターショッピングと循環器専門医が「勝手」に呼んでいる行為の殆どの”裏”にはベテラン内科医が存在する)
循環器内科医達は、「同僚の医師達」から「患者を通じてごっそり情報を収集されている現実」を忘れず、
一方的に患者を責めるようなお門違いはやめた方が良い。
(実際に恥をかいているのは循環器内科医である。臨床現場は「情報勝負」の世界。患者のキーパーソンから更に同業者に悪評が流れている)
2.「まとめ」
注:冠攣縮性狭心症は検査に異常が出ないケースが多いため、「臨床家」である限り、検査一辺倒に陥らず「診断・治療」する”技術”を磨いてほしい
I |
「診断」は女性専門外来でも出来るが、血管炎症候群など基礎疾患がある場合、「治療」は女性専門外来を「避ける」 1.女性特有の病気「ではない」。女性専門は、血管炎など基礎疾患がある場合、症状の出方もコントロールも普通と違い難しいことを「知らない 2.男性患者の場合「女性科」にまわされるのは非常に抵抗がある。 3.自己免疫疾患など基礎疾患を持つ患者も同様である(性差の問題とは全く違い、「医師の腕」が必用である。 ---女性患者が多いとされるが、男性患者も多数存在している ---男性医師であっても、冠攣縮性狭心症をよく勉強している循環器内科医であれば「更年期障害」と間違うことは「ない」 |
II |
・血管炎症候群や自己免疫疾患を基礎疾患に持つ患者は、心筋負荷シンチ検査は、許す限り「薬剤による負荷は避ける」 慢性疲労症候群の患者達も『ちょっとした検査』で死亡したケースも多い (薬剤アレルギーが多い・免疫の反応が普通ではない) * 基礎疾患「自己免疫疾患(血管炎)」がある患者は誘導検査は危険(死亡を含め)を伴うことがあるり、医師は注意して欲しい 特に、認知度の低い「慢性疲労症候群」の診断を持つ患者には注意して頂きたい。 |
III
|
循環器内科医なら誰でも診断出来る病気ではないようである。医師選びは、くれぐれも慎重になること。 |
(カルシウム拮抗剤が効いている段階で「24時間ホルター検査に異常が出ないから狭心症ではない」などワケの解らない証明をされることもある) |
3.「注意」
★ 「狭心症症状」のほか、 1) 発作の頃、"突然"、「食事接種量が激減しているのに体重が3キロほど増える」 2) 「血液検査で脂質異常の所見がでる」 など これまでに経験のない異常を伴う時は 何がなんでも、まともにとりあってくれる循環器内科医を「探す」(まず診断のため) ★ 基礎疾患を持つ患者は、「治療」も同様、自分にあった治療をしてくれる医者に出会うまで「探す」 --特に難しい原疾患のある患者は命にかかわるので、何度医者を変えてもよいから「探す」。必ず「かかりつけ医師」と一緒に医師を探す --膠原病内科と同じく、大病院・大学病院より「理解のある開業医」の方が良い (大都市圏には隠れた無名の名医がゴマンといるので「探す」)
★ 慢性疲労症候群のように「自己免疫疾患(血管炎)」がベースにある場合は、循環器のほか「血管炎に強い膠原病内科医」を探す。 ・発症の仕方や、症状の出方が、所謂冠攣縮性狭心症とは異なってくるケースが多い。薬剤アレルギーが絡みコントロールが難しい。 ・「基礎疾患のコントロール」が充分出来ないと、命を落とす事もある。 ・循環器内科に振り回されると基礎疾患まで悪化する。「患者の言葉を信じられる医師」を探す。 (「血管炎」の”実態”を余程よく知る理解・勉強している循環器内科医でなければ、症状を放置され、最悪、殺される。「追悼リスト」参照)
|
参考資料(2)・・・”一般的な”「冠攣縮性狭心症について」・・・
・一般の狭心症診断について(冠攣縮性狭心症との違い): http://www.kcn.ne.jp/~igakan/2009/APECG.htm
「女性外来発祥の地」鹿児島では
「中央クリニック・病院 」に”診断”が確実で上手い「診断医」(核医学専門)がいる
ただし、同病院では、冠攣縮性狭心症は「女性外来」扱いになっている
冠攣縮性狭心症は女性外来が専門とする病気「ではない」
”見えない狭心症”である限り、診断がついたあとの「治療」は、
「患者を一貫して信じ切れる」「医師としての”使命感”を貫き通す」”力”をもつ医師でなければ困る
(同クリニック・病院は「ハートセンター」・ 受付で医師の指名が出来、看護師にも相談出来る)
どうしても解らない・急いでいるときは、「近所のかかりつけ開業医」に相談する。
医者・病院には絶対に遠慮しない
同クリニック・病院は、「弱者・患者目線」が行き届いており、国内に比類なきレベルの理想を追求し、
素晴らしい「病院機能」と「24時間体制」を持つ、国内でも、最もタフで頼もしい病院を目指し、各部署スタッフ一同頑張っている
http://www.tenyoukai.org/central/
◆ 「ニトロ」について:
『舌下に置いて5分以上経過しても溶けないケースがある』(舌下に置いてすぐに溶けない)
「シグマート」(ニコランジル)について:
慢性疲労症候群、他、関連疾患(自己免疫疾患)を持つ患者には、シグマートに重度の薬剤アレルギー反応を起こす患者がいる
(広範囲の口内炎、出血、咽頭浮腫など)
・慢性疲労症候群など「自己免疫疾患」を持つ患者は「薬剤アレルギーが多い」ことを、”患者自身が”片時も忘れず、
少しでも「おかしい」と感じたら、「即座に服用をやめ」、医師・薬剤師に相談する。
*慢性疲労症候群は、本当に「笑えない」深刻な(とんでもない)病気である。
末期の慢性疲労症候群患者の治療は「非常に」厳しい。
時限爆弾のように、ある年齢から、突然「自己免疫疾患多発」の形で出てくることが多く、「癌」や
ステロイドや免疫抑制剤を全く使っていないのにも関わらず「感染症」を発症することもある上に、
”薬剤アレルギー”が大変多いので「打つ手」が限られる。
しかし「狭心症」の発作がある時には最悪命にかかわる症状であり治療を諦めるわけにはいかない。
内服で薬剤アレルギーを起こす場合は、貼り薬(硝酸イソソルビド(外):フランドルテープ)で発作も軽くなり
「ニトロスプレー」を追加すれば、かなり日常生活がラクになる。
(全身浮腫などの症状も驚くほど軽くなる)
血管炎症候群(自己免疫疾患)を持つ患者の場合、循環器の医師探しにも大変苦労するが、
自分が自分でいる限り、自分に与えられた人生の課題と考え、ナントカする
慢性疲労症候群(自己免疫疾患・一部の専門家では血管炎の一種と考えられている病気)の患者は、この病気に対する医師の認知が低い為、
本当に「命がけ」で頑張っている。薬のアレルギーの続発が出現する前に、慢性疲労症候群の「早期診断・早期治療」を切望する。
(「患者の言葉を信じて」早期診断:早期治療をしてくれていれば、患者はこれほど怖い目に合ったり死んだりしない。)
◆ 慢性疲労症候群とは ◆
この病気も、開業医が最も頼りになることが多い。
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