関連疾患について(膠原病類縁疾患=自己免疫疾患、他)
・慢性疲労症候群は日本では「自己免疫疾患」として分類されている。
・慢性疲労症候群は「血管炎」との共通点が非常に多い
(既に一部の専門家達は「慢性疲労症候群=血管炎」と認識している)
・膠原病類縁疾患(自己免疫疾患のうち「血管炎」)では”血液検査と症状”が食い違う事は珍しくない。
・・・全身性炎症があるにもかかわらず、血液検査(CRP, ESRを含む)が正常」・・・
(「再発性多発性軟骨炎」や「ベーチェット病」「血清反応陰性大動脈炎」「血清反応陰性関節リウマチ」「血管炎関連LSE」など)
例:ベーチェットの場合:
・膠原病類縁疾患(自己免疫疾患)の中でも「血管炎」に分類されている。 | |
・ベーチェット特有の症状があっても診断が付かない事が多く、CFSと重複する症状も多い。 | |
・炎症反応の有無が問われる事が多いが、最先端の現場では炎症反応に頼らず、患者の症状を指標に治療している。 | |
-「特殊型」(神経・腸管・血管ベーチェット)は予後が悪い- | |
CFSと類似点の多いベーチェット病はアジア、中近東、地中海沿岸地域に多くみられる疾患で、 日本のベーチェット病の有病率は世界的にみて高い方であり、ヨーロッパおよび米国では極めて希な疾患である。 英国ではCFSの診断を「誤信」と問題視している患者が多いが、英国の運動は患者も医師もベーチェットの実態をよく把握していない。 日本の患者数に比べれば圧倒的に少なく、ヨーロッパではベーチェットの詳細は殆ど一般の「患者」には知られていない。
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<慢性疲労症候群(CFS)について>
1.CFSはベーチェット病など「血管炎」が原因とされる病気に類似点が多く、既に一部の専門家の間では「血管炎」と認識されている。
2.冠攣縮性狭心症など「血管の内皮の傷(炎症などによる)が原因」と考えられる病気を併発する事が多い。
3.「膠原病」および「膠原病類縁疾患(自己免疫疾患の中でも「血管炎」)」は「神経症状」を発症する病気が多数存在する。
…”全身性・エリテマトーデス(SLE)”の 『CNS(中枢神経)ループス』 ・・・・SLEに伴う中枢神経障害 診断
…”ベーチェット病”の 『神経ベーチェット』 ほか…
4.自己免疫疾患は激しい疲労感や「Brain Fog」と呼ばれる症状を伴う患者が多い。
5.「膠原病」および「膠原病類縁疾患(自己免疫疾患の中でも「血管炎」)」は他臓器症状(肺・心臓・腎・腸・神経など)がよく見られる。
6. ほかの自己免疫疾患(皮膚筋炎など)と同じく、慢性疲労症候群も癌を併発する患者が少なくない。
http://park6.wakwak.com/~pentas/HomePage/KinenShiryo/SubContKinenShiryo.html
7.「繊維筋痛症」と「湾岸戦争症候群」はCFS研究開始当初から一緒に研究されて来た経緯がある。
8. CFSと比較される事の多い「多発性硬化症」も、自己免疫疾患とされる。
「慢性疲労症候群=膠原病類縁疾患」という日本内科学会の教育が浸透していない今、現場ではたとえ膠原病リウマチ科の医師であっても、慢性疲労
症候群という病名が与える医師側の勝手な印象と思い込みにより、慢性疲労症候群の診断を持つ患者が、後に他の膠原病類縁疾患特有の症状を発症
しても新しい診断までに10年かかるというのが現状である。新しい診断まで「慢性疲労症候群発症から数えて合計”30年以上経過”」というケースも多々
あり、これでは治療・治癒は非常に難しくなる。「慢性疲労症候群」では医療関係者に実態が伝わらない。一刻も早く病名の変更が必要とされる疾患。
・「血管炎」(from the American College of Arthritis, 2013)
・「血管炎の概念について」 (大阪大学, 2012)
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