現・慢性疲労症候群研究班による「診断基準」の”矛盾”
◆日本内科学会では「2008年」に慢性疲労症候群を「自己免疫疾患」として正式に分類しているにも関わらず、
現・研究班が作成した「平成25年(2013年)3月改定版」診断基準には、
「"リウマチ性"、および慢性炎症性疾患(例:SLE,RA,Sjogren症候群, 炎症性腸疾患, 慢性膵炎)は”除外すべき主な
器質的疾患・病態”」とある。
* 注: 『「リウマチ性』疾患とは「自己免疫疾患」のことであり、
まさに、「SLE,(全身性エリテマトーデス) RA(関節リウマチ), Sjogren(シェーグレン)症候群」などのことである
・指定難病・「免疫疾患」について: 難病情報センター(免疫系疾患・「自己免疫疾患」を含む)
慢性疲労症候群は、日本内科学会で自己免疫疾患として正式に分類しているのに
研究班は「自己免疫疾患を除外疾患」としている。どういうことなのか?
* ”現・慢性疲労症候群研究班”による「平成25年(2013年)3月改定版」診断基準について:
http://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/guide/efforts/research/kuratsune/h24/pdf/h24buntan.pdf
◆ 2014年に「脳に炎症が見つかった」と大々的に宣伝していたが、
「健常者10人と慢性疲労症候群の患者9人のデータを統計的に数値化した比較」である。
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140404_1/
http://news.mynavi.jp/news/2014/04/07/382/
http://www.genki-dou.net/fatigue_resilience/脳の炎症で起こる慢性疲労症候群!/
◆ 「炎症反応(CRP, ESR)が上昇することなく全身性炎症(脳神経症状を伴う)」が存在する事実は、「膠原病リウマチ内科医」の間ではよく知られており、
2008年の「日本内科学会」による正式分類・・・慢性疲労症候群=自己免疫疾患・・・は、「デタラメなものではない」
1)現・研究班のやっていることは一体どういう事なのか?
2)「日本内科学会の分類」の食い違いの"根拠"は一体何なのか?
(「研究班だから正しい」という説明は通用しない。研究班の研究に「合わない」慢性疲労症候群患者は、研究班員の医師を「受診しない」)
「ベーチェット病と酷似していたCFS死亡例」:Alison Hunter さん (邦訳): --オーストラリア、Sydney Morning Herald 紙, 2002年--
記事より抜粋(記事の〆の部分)
「・・・研究者が行う研究対象群の偏りによって、「あまりにも病気が重い患者は、慢性疲労症候群の枠から外れてしまう。」
「心理学的用語を好まない人々も漏れてしまう」と、ロブレイ博士は述べた。
「従って、症状が重度な為に家から出られない慢性疲労症候群の患者は、今まで正式に研究されることもないまま今日に至っている・・・」
日本でも上記と同じことが起きている
Copyright © 2012 Co-Cure-Japan, All right reserved