「臨床について」

 

 

1. 科学的思考が出来る「臨床医」であれば、高価な医療機器を駆使したり、べらぼうに高い放射性物質など利用し無駄に税金を使って

   「検査」しなくとも、患者から少し話を聞けば、「原疾患の特徴から」、大体のところは見当がつく。(どうしても必要な時は検査をする)

   もちろん、基礎疾患のない患者に発生する「ごく一般的な症状」も念頭に置いて戴かないと困るが、

   通常、”原疾患のある患者”は、「その疾患が持つ特徴から起きる現象」(軟骨炎なら「軟骨・軟部組織」などが多い)

   ”一般的な症状”か、”原疾患からくるものか”、「そこ」を瞬時に見抜くのが臨床専門医である。

   --東京のある大学病院・膠原病内科では「臨床医は一切信用しない」そうである。(臨床を信用出来ない学校は研究も出来ない)--

 

2. 長年にわたり同じ場所に激しい炎症を繰り返していると、そこの組織が「いたむ」のは素人でもわかる。

 

 

3. *その患者に血中SAA上昇が絡んでいるのであれば、まず「原疾患がコントロール出来ていない」と考える。

   *測定値が3桁になっていると、「発症すれば余命数年」の「アミロイドーシス」も考えなければならない。

   (アミロイドーシス研究班では、膠原病内科医の対応について、苦言が出ている。研究班が全てではないにしても命に関わる病気。)

   いつまでも「炎症反応(CRP, ESR)が正常だから・生検をしていないから診断を信用できない」などと言っている場合ではない。

   (どうであれ、その病気に”特異的な検査”は「存在しない」。生検とて完璧ではなく”病理の技術”による)

 

 

  

4. 患者の病歴(発病からの時間)を考えれば、発症から何十年経過・放置された患者に対して、どうすればよいか、

   「臨床医」にはわかる(わからなければ困る)。

   --いくら「臨床医は一切信用しない」といわれても、患者に必要なのは研究者「ではなく」臨床医”である--

 

 

5. たとえば、慢性疲労症候群・再発性多発性軟骨炎・ベーチェット」、3つの疾患が重なっている状態で

   1) 今年2月から突然体調悪化(経験したことのない症状続発)、

   2) 5月「プレドニン5mg/day」で唐突に「ひどい全身浮腫」・全身紫斑発症。

   3) 扁桃の奥の血腫が1年以上消えない。

   4)「突然食事が腸を通らなくなりエレンタール生活」の状態でも体重増加(3-5kg↑)

   5)「以前に増して具合が悪い」....全身浮腫・紫斑は「疲れると悪化+言葉が出ないほどの頭痛」。6ヶ月経過しても治らない.

  --(上記消化器症状がある時には、過去、繰り返し少量の「腹水」見つかっている気のせいではない)-- 

  ・・・慣れているとはいえ、「腸閉塞や突然食事が腸を通らなくなる症状」が繰り返し出現するのはキツイ。

  再発のたび、通常、回復まで「3-4ヶ月」かかるエレンタールで凌ぐ(ラコールも通らない)

  --3-4ヶ月は「長い」。本当にキツイ。いつも”突然”出現する症状で家族にとっても「大迷惑」--

  ※消化器症状も、ステロイドを中量程度使うと短期間で治まる

 

  加えて「再発性多発性軟骨炎の症状」も重症度「25〜46」(中症で14)とあれば、「見かけがどんなに元気であっても」

   患者がどれだけキツイ・厳しい日常を送っているかプロなら解るであろう。子供の頃からで慣れてはいるが基本「ものすごくしんどい」

    (・・・「これまで医師誰もが生検を行わなかったという理由で」、どーせ「すべて気のせい」なのであろうが・・・)
 

※ 「全身浮腫・全身紫斑」があるときニトロを使用しなければならない時、浮腫は少しマシになるが「全身紫斑」は必ず悪化(増加)する。

   まさかニトロ使用で大きな血管に出血を起こすことはないだろうな・・・? (こういう相談が出来る医師は東京にいないのか??)

   まず、この「全身浮腫・全身紫斑は、一体何なのか」・・・東京に戻って5か月。まだ誰も調べようとしない。

 

 


 

 

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