以下、抜粋 邦訳:赤十字社語学奉仕団
[慢性疲労症候群(CFS)追悼リスト]- 2003 年、米国 National CFIDS Foundation のまとめによる (冒頭ハイライト部分) http://www.ncf-net.org/pdf/JapaneseMemorialList.pdf
ナイチンゲールは30歳代半ばに慢性疲労症候群(ME/CFS)に似た麻痺的疾病に罹り、生涯の最後の50年はほとんど寝たきりで過ごした 著名な英国のME研究者Dr. Betty Dowsettは長期慢性疲労症候群(ME)患者の死亡率を10パーセントと見積もった。 博士は次のように書いている(2003年1月「慢性疲労症候群(ME/CFS)の後期の影響」)
「……最終段階 (1, 2)。 不定間隔の後、多系統性症候群が骨格筋、心筋、その他の肝臓、膵臓、リンパ組織などの“末端臓器”の永久的損傷 を伴い発症する可能性があり、これは長期の慢性的症状、主として脳幹に代謝機能不全の徴候を有する神経症状のさらなる発現を意味する それでも、症状の安定化は低水準ではあるが、なお適切な管理と支援により達成することができる。 10パーセントの死亡率は、ほとんど全部がこの群における末端臓器から(主に心不全か膵臓不全から)生じている。 若年患者と障害の早期段階における自殺は、不信、福祉援助の拒否、教育・雇用見込みの喪失という今日の風潮に関係があると言わざるを得ない これは特に余分の回避可能と思われる要因であり……」 慢性疲労症候群(ME/CFS)は中枢神経系(CNS)異常、免疫系異常、内分泌異常、自律神経系障害および心血管異常がある病理的多系統疾病である 慢性疲労症候群 例えば、ワシントンDC.のジョージワシントン大学公衆衛生・医療学部Paul Levine博士はレイク・タホウ地域の患者(米国-1984 年から1986までの 慢性疲労症候群(ME/CFS)発症)の第2次10年追跡調査を行った。同博士は次のように述べている。 「……報告された癌の種類は、B細胞性リンパ腫、脳腫瘍、乳房腺様嚢胞癌、膀胱移行上皮細胞癌、子宮癌、基底細胞癌、前立腺癌および 非ホジキンリンパ腫を含んでいる……」 |
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