昨今の臨床現場(大学病院・内科)
研究分野でノーベル賞受賞者が「たった一人」が出てから「あと」の大学病院の内科臨床現場は、以前にもまして、ひどい状態である。 偉大な「先輩臨床家」の忠告・教え(技術)などには全く耳をかさず、再生医療研究をとりまく人間と「友人の友人」(の友人の友人) になるだけで有頂天となり、「自分も世界一流と肩を並べた”つもり”」。これで人命が救えるものか。 大学病院は「教育の場」とのことであるが、こういう「内科医」たちが、一体どうやって一億総活躍させるつもりなのか。まったく理解出来ない。
また、猫も杓子も「研究者もどき」。 誰でも外科医になれないように、研究者には「向き・不向き」がある。 ”臨床医”は「人間を相手に出来る才能」があり、臨床とは異なる特別な厳しい訓練を受けてきた「研究者」の”真似事”に割く時間があるのなら、 専門である「臨床家としての”技術”」をさらに磨いてほしい。医者に会うときは、赤ちゃんからお年寄りまで、患者は目を輝かせて期待している。 今の日本の臨床技術は、世界と比べて「恥ずかしほど低い」。(人間を相手に出来ない。検査一辺倒。「教科書通り」で「自分で考えられない」) 「人間相手」の臨床家とは、”家”がつくほど大変難しいが、人と感動を分かち合える、この世で最もやりがいのある職業の一つである。
Co-Cure-Japan, 2016年5月
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