日本では「慢性疲労症候群」は「自己免疫疾患」に分類されている

「慢性疲労症候群」以外に分類出来ない病態は「存在する」     

重度の患者は治療が必要である

 


[1]

ヨーロッパにはベーチェット病患者は殆どいない(非常に稀である)。

米国はベーチェットを知らない精神科医達にひっかき回されてきたが、人口比から欧州よりベーチェット病患者を知っている

 

[2]

慢性疲労症候群の神経症状とよく比較される「ベーチェット病」のほか「SLE(全身性エリテマトーデス)」も

白人の発症率が少ない

[3]

ベーチェット病、SLEが多い日本では、「旧研究班」の時代に解答を出していたようである

 


【日本の研究

海外では殆ど紹介されていないもの

ほとんどが旧:厚生省慢性疲労症候群研究班員とその時代の研究

 


日本は人口減少、超高齢・少子化問題に直面しており、これ以上「堂々巡り」に巻き込まれ労働力を減少させたり死亡者を出すわけにいかない

世界中の患者達も、愛する人達をなくし、家族は破たんし、自ら死に直面しながら、死活問題に振り回され続けている。

もういい加減にして欲しい。今すぐ治療して欲しい。

1) ”慢性疲労症候群”は感染症「ではない」が多くは感染症罹患後に発症しており、誰でもかかり得る病気である

患者数は多いが、「軽度〜重度」まで幅広く存在し、死亡者もいる

イギリス:慢性疲労症候群による初の公式死亡

オーストラリア:ベーチェットと酷似した死亡例

2) 重度の患者について: 現研究班の研究は非常に偏っており、殆どの重症患者は研究対象から漏れているため実態がつかめていない

(「現研究班の研究に沿った重度の患者」以外は研究班の医師を受診しない)

3) 「慢性疲労症候群」は、日本では「膠原病リウマチ内科」が担当する疾患にカテゴライズされており、現研究班の医師が対応出来る病態ではない

 ”小児慢性疲労症候群”の場合、「診断・治療/対策」が”早ければ早いほど

健康体と同じ・殆ど変わらない人生を送る確率が高くなる(寛快・維持)

 


◆ 最近(2015年)発表された

日本の慢性疲労症候群の睡眠研究」について

 

日本でも『海外の実態』と同じ事が起きている

「早期発見・早期治療/対策」の為、”大人も子供も”、早急に「診療・治療体制」を整える必要性がある

海外の実態

〜Co-Cure-Japan〜

小児慢性疲労症候群の場合、看板に書く・書かないに関わらず、「小児膠原病内科」で診察している病院が比較的多い。

大人の慢性疲労症候群に関してのみ、延々と、膠原病内科医達が「認める・認めない」を何十年繰り返している

慢性疲労症候群は「炎症性疾患ではないから」(CRP, ESRが上昇しないから)という理由で「診察しない」というリウマチ膠原病内科も存在する

 

慢性疲労症候群」以外に分類出来ない病態は「存在する」 

重度の患者は治療が必要である」


 

 Co-Cue-Japan 注:

 

日本では、既に、一部の専門家の間で「慢性疲労症候群=自己免疫疾患(血管炎の一種)」として認識されているが

いずれにせよ、自己免疫疾患は免疫不全(免疫システムの機能不全)の一種である 

 

国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST

「5.免疫系におけるサイトカインの役割」

http://www.jst.go.jp/crest/immunesystem/result/05.html

 

”国立研究開発法人科学技術振興機構”では、

慢性疲労症候群が、「湾岸戦争症候群」※1「非AIDS」※2 など、

海外(特にアメリカ)で深刻な免疫疾患と一緒に研究されてきている経緯を

知らない”、あるいは、”知らされていない”のか

『領域アドバイザー』の一人(膠原病リウマチ内科医)の影響が大変強く、

同機構での慢性疲労症候群の正しい解釈・研究発展は”現時点では”「全く」期待できない

*領域アドバイザーhttp://www.jst.go.jp/crest/immunesystem/intro/index.html  


※1 湾岸戦争症候群": http://teraken.gooside.com/wangansensoushokogun040204.html

※2 ”AIDS” (非後天性免疫不全症候群:”HIV型”後天性免疫不全症候群を含む)

 

 

外科も内科も関係なく、日本の医学界には、一緒に考えてほしい。

患者は「本当に」困っている

 


 

「炎症反応(CRP.ESR)が正常でも全身性炎症は存在する」

 

 ベテラン外科医に問う

「炎症反応(CRP,ESR)」 と 「症状」 の食い違いについて

あなたは本当に、「”患者の言葉”と ”炎症反応(CRP、ESR)” の食い違い」を、一度も経験した事がありませんか?

「不可解」に感じたことはないですか?

・・・内科の”常識”は本当に正しいのか?・・・

http://www.jata.or.jp/rit/rj/kekkaku/79ito309.pdf

 


 

 

(1)

特に、「外科医」は、「慢性疲労症候群」の診断を持つ患者の手術の際、

”他の自己免疫疾患”の患者の手術と同等の慎重さを持ってほしい

決して「病名から」病気の深刻さを判断しないでほしい

(2)

2008年、日本内科学会では慢性疲労症候群を「自己免疫疾患」にカテゴライズしている

日本内科学会 ”研修カリキュラム2011"

 

「内容・項目別」("膠原病および類縁疾患") を参照されたし

(日本内科学会に確認したところ「正式」にカテゴライズしたのは2008年とのこと)

*「C」「B」分類は、患者数・実態に全く沿っていない

(3)

安全な手術の為にも

病態を悪化させない為にも、内科医達は、下らない「嫌がらせ」や「認めない」活動を即刻やめ、

「一刻も早く」、慢性疲労症候群の「位置付け確立・周知」の為に尽力してほしい

 


 

全国的に影響力のある大学医学部では未だに同じことを続けているようであるが

炎症反応(CRP・ESR)絶対信奉”は「殺人」に等しい

「炎症反応(CRP・ESR)が上昇しないから炎症性疾患ではない・大したことない」という内科医達の執拗な主張は間違っている。

(自己免疫疾患だけでなく結核でもみられる現象であり、炎症反応(CRP・ESR)の数値だけで重症度は測れない)

---「〜でなければならない」発想は大変危険である---

「肺結核診断における炎症反応測定の意義」(2004年)

http://www.jata.or.jp/rit/rj/kekkaku/79ito309.pdf

「患者の言葉を信じて全体像を把握する”技量”も教えず・身につけず」、炎症反応(CRP・ESR)ばかり振り回し

延々と、それをやってきた内科医達の行為は、決して許す事の出来ないものであり、

これ以上続けるのであれば、一人の残らず、かけがえのない命と人生を失った患者と「同じ目」に合う事を切望する

”慢性疲労症候群”は、「誰にでも」起き得る病気である

・・・・多くの自己免疫疾患と同じく原因は不明であるが、

何らかの感染症(ヘルペス、インフルエンザ、マラリア”等々”)にかかった、発症するケースが多い・・・

感染症「ではない。日本では慢性疲労症候群は自己免疫疾患に分類されている)

 


 

日本では「医者」というだけで、諸外国では考えられないほどの社会的信用と地位をもつ。

そういう人種に、医者のせいで友人・家族・行政、周囲のありとあらゆる信用を失い、疑われ続けて死んでいった人間達の気持ちが本当に伝わるのか?

(慢性疲労症候群とその関連疾患は、”通常”「見た目」がとても元気そうである。医者が信じなくて誰が信じられるというのか??)

患者の「本当の現実」を知ろうともせず

いつまで”検査結果”ばかりを振り回して「お医者様」をするつもりなのか

 


 

「見た目が元気そうな患者」は、いずれも同じような目にあっているが、

(必死で医者を褒め殺しているが、どの患者も「非常に」怒っている

特定疾患や希少疾患ならば、医師達は手の平を返したように患者をナントカ相手にしようとする。

Alison Hunter さんの記事参照

「慢性疲労症候群」に関しては、医者が勝手に『認めない』を延々と続けている病気であり、

もはや、医療問題ではなく「差別・人権問題」である

(患者は治療を受ける権利がある)

 

慢性疲労症候群は最も良い例であるが

普段、患者にどれほど「激しい倦怠感や他症状」があっても

「見た目が元気そう」な場合、休養もとれない

医者が必死で「見よう」としない限り、決して、永遠に、何も見えてこない

(目に見える解りやすい症状しか対応できないのあれば、それは訓練された医者は必要ない。素人が出来る)

 

「慢性疲労症候群の悲惨な実態」について、

いくら、日本が「世界に先駆けて」慢性疲労症候群を「自己免疫疾患」と分類していても、

肝心な膠原病リウマチ科医達の実態を見ていると失望するばかりである。

 

「慢性疲労症候群」という病気は、

誰もがかかり得る病気であり

「認める・認めない」を論じている場合ではない。

速やかに「診療・治療体制」を整えてほしい

「慢性疲労症候群」は患者数が多い

『患者達の怒り』は、医療関係者の怒りをはるかに凌駕する

因果関係がどうであれ、

医師が「無視する」ことにより、おびただしい数の死者を出している

 


◆ 慢性疲労症候群は誰にでも起き得る病気である

日本では「慢性疲労症候群」は膠原病リウマチ内科医が担当する「自己免疫疾患」に分類されている

(現研究班の医師が対応出来る病態ではない)

重度の患者については、現研究班の研究は非常に偏っており、殆どの重症患者は研究対象から漏れているため実態がつかめていない

(「現研究班の研究に沿った重度の患者」以外は研究班の医師を受診しない)

◆ 慢性疲労症候群」以外に分類出来ない病態は「存在する」     

◆ 重度の患者は治療が必要である

Co-Cure-Japan 2016, 3月

 


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