「東京」というところは、草津白根の噴火警報に対する「気象庁」のようなところだと考えて貰いたい。 中でも東京の「内科医療」はその最たるものである。
1.「CRPは自治体の検査に使われている」 2,「CRPは命がかかる”炎症の有無”を”判定する検査」 3.「CRPに頼るばかりに結核を見落とす」 4.「一般社会からみても”絶対視できない検査”であることが明白」 5.「信頼おける専門機関」(結核予防会)・ 「経験者=患者」(火山噴火でいう「目撃者」)からの指摘があり 人の命がかかっている「火急の事態」にも関わらず「動かない」(まだ「CRPに頼る姿勢」を崩さない)
よく考えてほしい。本当に「人の命が第一」の世界であれば、いくら何でも、俊敏に動く。 内科における全ての分野のことではないが、いかに、東京の内科医療が「人の命より”自分たち”」 の世界であるかを証明しているようなものである。
たとえ、腐った東京”内科”に属する医者であっても、-----自分達を守ることが第一で、患者によって態度を 変える医者は論外として(東京では内科に限らず「本当に」”変わった医者”が桁違いの権力を持って鎮座 していることが多いが)----、ひっそりと、かつ、堂々と、一生を医業に捧げる「本当の医者」も多いと思う。 「CRPについて」。これまで医者が信じていた通りに「炎症があれば上昇する人」も存在する。 ただ、結核予防会の報告が示すように「CRP陰性のまま全身性炎症をおこしている人」は、 医者が考えるより「多い」。結核が絡む限り「”CRP”に頼り切って見落とした時のリスク」は非常に怖い。 結核は培養が非常に難しいことでも有名な分野である。(培養に頼れば100%というわけにはいかない) 臓器結核の場合はどうすのか。(早く診断して早く治療を開始しなければならない)
一般社会では、命にかかわらない分野でさえ、確率が低くとも「万一」を考える どの病気も、教科書にあるような典型的な症状を呈さないまま発症することが多い 医者が、炎症性疾患に対して血液検査結果を参考にしたい「気持ち」は解る。しかし、 人の命を預かる分野属する身でありながら、どういう神経でもって、この「CRP」を盲信できるのか。
「検査とは」 MRIで映る”虚血性”と呼ばれる白い「脳のしみ」ひとつとっても、「MRIでは映るが”病理(生検)では見えない”」 (生検でさえアテにならない)
東京の人たちは気の毒ではあるが、「東京の医者」が「どうしても動かない」のではどうしようもない。 日本の首都となってからの歴史の浅さからか、全国に対する影響力も考えられず、模範も示せず、「保身」 「好き勝手やりたい放題」を続け「どう行動したらよいのか」いまだにわからない様子を露呈している 「東京”内科”」のご意見など待たず、一人一人の医師が「自分の患者を守るためにどう行動したらよいか」。 よく考えて実行してほしい。人の命がかかっている。待っている時間はない。
(「東京内科医療」−2)
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